「ふにゃあ…」


          のなんともいえない寝言で目を覚ました

          体をなんとかひねって時計を見ると8時過ぎ
          普段ならば大遅刻だがその心配はない
          今日は日曜日だ





          「お、今日は腹出てねぇ」

          いつも寝相の悪いにしてが珍しい
          それぐらい昨日ははしゃいで疲れたんだろうな…


          「よく寝てるな」


          俺達はまだ一緒に寝てる
          この状態も、が高校に入って、俺のことをうざったいとか思うようになったら終わりって
          昨日お袋がぼやいてた


          …果たして本当にそんな日が来るのか?


          を起こさないように細心の注意を払って起き上がったものの、
          も眠りが浅かったのか、ぱっちりと目が開いた


          「おにーちゃん…」
          「はよ」
          「おはよう…」


          ごしごし、と目をこするの頭を撫でてやって、一足先に布団から出る
          秋めいてきたからか、ここ最近は朝と夜が寒ぃ

          「寒いね〜」
          「もう秋だな」
          「ね」


          に窓を開けるのを頼んで、居間へと降りる階段を下っていった














          「あ、駄目よ亮!」
          「……あ?」
          「冷蔵庫。開けちゃ駄目」


          …それは俺に朝飯食うなってことか?お袋


          「ふふ」
          「何笑ってんだよ」
          「あーもう我慢できないわ。中、ちょっとだけ開けてみて?」
          「どっちだよ…」


          言われたとおりそっと中を開ける
          そこには誕生日おめでとう、おにいちゃんと描かれたケーキがあった
          他にもなんやかんや、ケーキの上にのせるらしきものがある

          そこまで見るとさすがの俺も察して、
          少し赤くなった頬をぽりぽり掻きながら冷蔵庫を閉じた


          「?」
          「そう。昨日、亮がお風呂入ってる間にね。
           お兄ちゃんにバレないようにするんだって」
          「そっか…」
          「ふふっ。もうってば、さすが私の娘!可愛いんだから〜v」
          「………ハイハイ」


          タイミング良く焼けたトースト2枚を皿にのせて、
          俺の席との席の前に置いた

          はまだ降りてこない
          正直、助かった


          「可愛い妹持って、幸せなお兄ちゃんねー」
          「うるせー…」


          頬の赤みはまだ取れそうにねーからな…


          ありがとな、















     あとがき

     宍戸の親現る…!
     ふつーバラしちゃいかんでしょう、お母さん


     次がラスト!