3.イジワルしてさ
泣かせてゴメン
ヤバいだろ
俺だって∞(無限大)の理性があるわけじゃない
いい加減に、気づけよ
―――――
「どうした?早く入れよ」
「……宍戸、わかって言ってる?」
「…ん?…んなこと、ねぇって」
「顔、笑ってる」
許されるならば、水深160mプールの標識を蹴り倒したい
もしくは、食べたら大きくなるキノコとか不思議の国行って食べたい
はそう呟いた
拗ねたようにはプールサイドにしゃがみこんだ
足だけは水につけて、ジト目で俺をみてる
「宍戸は、小さい子は好みじゃないんだ…?」
「は?」
「どーせ、あたしは155しかないですよ。ごめんね、好みの子じゃなくって」
「ちょ、ちょっと待て!何でそうなる」
慌てた
の目がすわってる
こういう目をしてる時はものすごく怒ってるとき
更に今日はすねていることも加わってますます機嫌が悪そうだ
「、冗談だって。ほら、支えてやるからこっち来いよ」
「…いや」
「悪かったって」
隣に浮かばせていた浮き輪やらシャチやらをプールサイドに引き上げた
変わりに空いた両手で彼女を包み込む
あやすように顔を覗けば、濡れた瞳と目が合った
「泣くなよ」
「…泣いて、ないっ」
「……ごめん」
「ん…」
ごめん、ともう一回呟いた
イジワルしたことだけじゃなくて
泣いた顔も可愛いな、と思えたことに謝った
ごめんな、
俺、ガキみたいだな…
あとがき
くじけるな、ヒロイン!私は160cmないぞ!仲間、仲間〜♪
宍戸さんは、ヒロインにベタ惚れみたいですね、ヒロインの宍戸さんへの想いにも負けないほど。
好きな子ほど苛めたいってのを書いてみました